(ともしび)
BNNネットワーク ローカルニュース


=第6回レポート=
 UO公式ページの『Britania News Network』が更新されました。(11/24)
       *ワールド・ニュース「ある研究員の回想」参照
 ある研究員の回想 Hokuto

 魔法のトーチ。それは絶大な魔力が込められ、どんな望みもかなえる力を持つと言われる万能のアイテム・・・。ブリタニアのマジックアイテム研究者によって組織された、我々探索チームが求め欲してやまないものこそ、この魔法のトーチなのである。

 マジックトーチ探索本部の責任者オーリン(Olin)によって、その存在が公にされた魔法のトーチであったが、実体はこれまで誰一人として掴めてはいなかった。研究員ナン(Nan)の率いる探索隊の活動も度重なる失敗に終わり、今や市民の間では魔法のトーチ存在の真偽を問う噂まで立ち始める始末であった。

Search report 6 謎に挑む学者 Olin

これは怪我の功名とでも言うのだろうか、先日、放っておくと無駄遣いの多いNanに適当な仕事を与えてみたのだが、なんとこれが功を奏する事となった。

ワシがNanに依頼したのは魔法のトーチの手掛かりがあると思われるWindの街の探索調査である。
ある一時期のごく短い期間にのみ造られていたと噂される魔法のトーチだが、このトーチの工房がWindの町にあったのではないかとワシは睨んでいた。
Nanを派遣したのは彼女の無駄遣いを止める以外にも生産地を発見してそこからトーチの謎と手掛かりを掴むと言うワシの巧妙な計画があったからなのだ。
(決して偶然の産物では無いのじゃよん)

このNanによるWind探索だが、今回もまたもや冒険者諸君の活躍があったと言う事を先ずは挙げておこう。
後日報告に来たNanが
「皆さんに色々と町を案内してもらってとても楽しかったです!」
などと言っておったくらいじゃから彼女一人ではどうにもならなかった事は間違い無いだろう。

WindにてNanと行動を共にした冒険者達は情報収集の為に図書館を巡り偶然にも“幸せを呼ぶ足の裏占い”という本を発見した。
(実はこれは驚異的な的中率を誇ると言われる幻の占い本なのじゃ)
この占い本の発見によりトーチ探索のヒントを得たNanと愉快な仲間達は湖のある場所で隠されたお弁当を発見し、ドラゴンの巣で空振りをして、最後にデーモンの部屋で目指す場所、封印の施されたポイントを発見した。
そこでNanはトレジャーハンターの若者Glenに教わったと言う封印解除法(爆弾を投げる)を用いてその場所から一つの箱を発見したのである。その際、この解除法の副作用により守護モンスターが出現して大暴れした事も付け加えておこう。

さて、苦労の末に発見された謎の箱だが、驚くべき事にこの中には一枚のメモと二本の魔法のトーチが収められていた。このメモの署名によりトーチの制作者が判明したのだが残念な事に収められていたトーチがコピー品である事も判明した。
トーチの制作者はマジックアイテムの研究家として知られる歴史上の人物Victor。
その道を目指す者ならば知っているであろうVictorは今より一世紀前の時代に名を馳せた研究家である。

メモの内容によると彼はある人物に従い魔法のトーチの製作に携わっていたようである。その人物とはおそらく彼が師と仰いでいた伝説の魔法使いWinthropに違いあるまい。
Britanniaの魔法研究機関の総責任者において偉大なる魔法使いであったWinthropは魔法研究でこの国の平和の為に多大な貢献するも、ある日忽然と姿を消してしまった伝説の魔導師なのである。

偉大なる彼ならば魔法のトーチの製作者であるとしても頷けよう。
ワシが思うに魔法のトーチとは何かしらの目的を持って極秘に造られた代物なのかも知れん。
これだけ魔法のトーチに関する情報が少ないのも、それが秘密に進行していた計画であるとするならば納得できると言うものだ。

今回こうしてコピー品ではあるものの魔法のトーチが手に入り、多くの謎も少しずつ解けてきて、いよいよと言う感がある。

これからの探索でどれだけ謎の核心に迫れるかは偉大なるワシと冒険者諸君の手にかかっておるのじゃ。これからも共に頑張ろうぞ!

そうそう、入手した二本の魔法のトーチについてじゃが、この内の一本はNanが身を持ってその効果を証明してくれた。
トーチに込められていたのはポリモーフの魔法であった。これにより世にも珍しい髭の少女が誕生したのは居合わせた者だけが知る秘密である。
残念ながらトーチの魔力はこの使用により使いきってしまったが、残る一本はまだワシの手にある。どうもこのトーチにはプロテクトのような物がかけられておりワシは今、その解除に取り組んでいるところじゃ。皆の衆よ、朗報を待っておれよ!

・・・・・

ところで最近ワシのおやつの減り方がめっぽう早い。心当たりのある者は反省して廊下に立っている事。
ワシのドーナツは食べちゃいかんぞい。
 前回のレポートでOlinは、大切なトーチを失くしてしまいました。
 振り出しに戻ってしまったトーチ探索…。
 魔法のトーチ探索は、どうなってしまうのでしょうか?

 そんな折、IRCに通報が入りました。(11/23)
00:09 <YKO> @@Olin登場

 お馴染みの出現場所であるライキュームに行くと、酔っぱらったOlinがいました。
Olin: この間トーチをなくしてから、部下もワシの相手をしてくれんのじゃ。
Olin: ワシって孤独じゃのう。
Olin: まーそんな訳で暇なので、こうして一杯やっておったのじゃ。
 特に現れた理由は無かったみたいです。(^^;
Mayu.Dreamseeker: Nanさんはあれからなにか連絡ありました?
Mayu.Dreamseeker: パン屋で食い倒れてるって噂がありますが
Olin: Nanか、Nan…
Olin: 誰じゃったかな
Olin: そうそう
Olin: なんか経費を湯水の用に使いながら爆走中じゃ
 Olinさんは、こう言う人です。w
 イベント途中参加者や前のイベントを逃した人初参加者の為に、Olinから簡単に今までの経緯が説明されました。
 また冒険者側からOlinへ、前回のGlenとの冒険の内容が報告されました
Olin: 最近Glenとか言う若者が、なんか頑張って居るようじゃな。
Olin: よう知らんが勤勉な若者のようじゃな。感心、感心
 Glenの依頼者の話。世界中の封印場所についての知識。探索本部から持ち出された本…等について報告しました。
Olin: …悪い男には見えなかったがのぅ
Olin: まぁ、協力してくれていると信じよう
 その後、トーチについての新しい情報は無いかと冒険者側から質問がありました。
Olin: 情報と言えば、トーチはかなり以前に一人の男によって作られた可能性が高いようじゃ
Olin: 名まではわからんが、今より100年は前にトーチを造る事が出来た男がいたと言う記録が見つかった。
Olin: 彼を真似て、その弟子も魔法のトーチを造ろうとしたが、誰一人おなじょうな力を持った物は造れなかったと言う話じゃ。
Mayu.Dreamseeker: 作成を試したって事はレシピでも残ってたのですか?
Olin: うーん。何かの目的に、誰かの命令で作られたと言う。そんな噂も聞いたな。
 トーチについては、その存在は確かめられました。 Britainの研究者のほとんどが協力し、探索本部に最新の情報が集められているものの、その魔力の真相には至らないそうです。
 Windについて、まだまだ探索の余地があるようで、後日人手を集めて探索に行く事になりました。
Mayu.Dreamseeker: たしか私の記憶がただしければ、Windができたのもおよそ100年まえだったと記憶してますが。
Olin: ふーむ
■Windの町
 選ばれた者しか入れない秘密の町。Magery値71.5以上ないと、入り口のペンタグラムが作動しません。
 この町は、オーダー・カオス闘争の時に出来た街です。かつてロード・ブリティッシュとロード・ブラックソーンがお互いの統治方法についてぶつかり合い、戦争になりました。『法』による統治を推進するロード・ブリティッシュ側と、自由な生き方を推奨するロード・ブラックソーンの『混沌』政治の戦いです。そしてこの時、そのどちらにも属さない第三の勢力が生まれました。『バランス(調和)』です。
 この第三の勢力が、秘密裏に建設した都市がWindなのです。
Olin: この騒動は簡単には終りそうも無いな
Mayu.Dreamseeker: 先生とGlenさんが共同戦線はる必要があるような気がします
 情報に行き詰った冒険者側は、Glenの依頼者もしくわGlen自身なら何か知っているのではと思い、彼との接触を望むようになりました。Olinも一度会ってみたいと言ってました。
 彼の依頼者も不明なら、彼自身の正体も不明です。とりあえず彼は『敵対者』では無さそうですが…。

 この日は。今までのまとめと雑談、わずかな新情報を話しただけで終わりました。
 Olinはライキューム北の研究者の部屋で眠りにつきました。

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