#5、イベントB
●スカラブレイ港

 Eclipseがスカラブレイへ向かうと、すでに冒険者達が先回りしていました。
Eclipse
「そう…ここだ。この場所だ。オレはここで捕まったんだ。」
「リルビニアンの財宝を探しに行く途中で…。」
「オレはその財宝で名を上げて、彼女に結婚を申し込むつもりだった。」
 Eclipseはついにスカラブレイへと戻ってきたのです。冒険者達と再び出会った場所は、曰く付きの場所でした。。。
itosupe「*ヒック*」
RON「現場に戻ったわけだな。」

Sarah.Tovah「盗賊と言うか、スカウトだな。あんた鍵開けとかを生業にする冒険者だったんだな。」

Eclipse「オレは冒険者だ。あんな野蛮な盗賊連中とは違う!」
         「ああ。鍵開けは得意さ。一番の得意技は、ご婦人の心の鍵を開ける事だがね。」

High-Beat「うっは、きざ。」
RON「うわ」

itosupe「@@;」
beru「すげ」
Notice「ナイスじゃ!」

 僕的には良い一言だと思ったのですが、少々キザ過ぎたみたいです。
(^^;

 その後の話によると。。。
 Eclipseは、魔法使いリルビニアン(Relvinian。第八サークルの魔法『Summon Daemon』の考案者)の迷宮、通称ヘッジメイズ(Hedgemaze。スカラブレイの東にある巨大迷路)に財宝が眠っていると言う伝説を聞き、その情報を得る為にリルビニアンの出身地であるスカラブレイにやってきた。
 市長宅なら有力な手がかりが見つかると思い、新月時を狙って忍び込んだ。その時、何処からかとても綺麗で、でもどこか物寂しげな竪琴の音が聞こえてきた。音に惹かれてついつい警戒を忘れたEclipseは、竪琴の弾き手Marleneに見つかってしまう。
 それが二人の出会いらしい。しかし未だ謎の残る事件だけに、冒険者達はMalreneが真犯人ではないかと疑う。真相を知るためにも、市長宅へ向かい、Malreneにも事情を聞かねばならない。

#6、イベントC
●スカラブレイTown Hall
 一行が向かった市長宅で、Game Masterの予想外の出来事が起こる。
 偶然にも、同名のNPCがTown Hallに沸いていました!!

beru「このひと?」
Sarah.Tovah「彼女の身柄は確保した。可愛いし、乗り換えちまえw」

Eclipse「!? 違う!彼女はジプシーぢゃない!!」
 これには僕も驚きました。お嬢様っぽい名前が良いと思い、『Marlene』と名付けましたが、まさかNPCにも同名キャラがいたなんて…。偶然の出来事とはいえ、こんな時に、こんな場所に沸くなんてビックリです。(´Д`;

 でわ、本物のMalreneはどこにいるのでしょう?
 Town Hallには他にそれらしい人の姿はありません。
 しばらく辺りを捜索する冒険者達。
 …と、Town Hall内を見回っていたEclipseが何かを見つけます。
Eclipse「こ、これは・・・!」
RON「おお。市長の…」

Notice「市長の日記じゃな。」
Sarah.Tovah「やはり、市長の差し金か…。まぁ、市長ほどの権力があるなら、簡単な事だな。」

Town Hallにある本に、市長の懺悔とも取れる独白日記が残っていました。

*わざとらしいくらい説明的な文章ですが(笑)、イベント初心者もいますし、他にシナリオ背景を説明する人もいなかったので、敢えて直接的な表現にしました。。。
独白  by mayor

ワシの過ちだ。ワシは何と愚かな事を…。
まさか、娘がそれほどまであの男の事を思っていたとは!

傭兵を雇い、あの男を追ってリルビニアンの大迷宮に挑むなど!!

こんな事ならば、あの男を陥れるのではなかった。
せめて、あの男の捕らえられている牢の場所だけでも教えておけば良かった。

全ては、娘に近づくあのこそ泥に、無実の罪を着せ、牢へと送り込んだワシのせいなのか!?
 真実を知り、動揺するEclipse。
 自分を陥れたのは、愛するMarleneの父親。スカラブレイ市長その人でした。

Eclipse「そんな…そんな……そんな!!」
         「無駄だ。。。」
Sarah.Tovah「何が、無駄なんだ?」
RON「人生に無駄なぞ無いぞ。」

High-Beat「いくしかないやん。」

Eclipse「…くっ。傭兵を雇ったとしても、生きて帰れるはずは無い。」

 衝撃の事実を受けて壊れたのか。EclipseはMarleneの生存を信じられない様子。
High-Beat「そんな事で、お前はあきらめるのか?」
Notice「若造が!主はここで折れるのか?」

beru「だから、おまえはダメなんだ。」

Eclipse「焚き付けないでくれ。では!オレに彼女の死体を見にゆけと言うのか!?」
High-Beat「なんで決めつけるんだ?生きていると信じて、お前が助けに行くんだろう?」
Sarah.Tobah「死んでても大丈夫だ。この代魔法使いサラにかかれば、死者蘇生なんぞも簡単だ。」


 あまりの不甲斐なさに、その場にいた冒険者から激昂が飛びます。
Eclipse「オレは…オレは、市長を殺す!」
         「くっ。しかし今のオレでは…。*ぶつぶつ* 逃亡中のオレでは無理だ。」
         「*ぶつぶつ* ! そうだ・・・あの男なら・・・暗殺者だと聞いた。おのれぇ、かならず殺してやる!」
Sarah.Tovah「結局殺人犯か・・・。アンタそれでいいのか?」
beru「そのバンダナははったりか!」
Notice「 主の女の安否を確認してからでも遅くは無かろう?」
         「何をぐじぐじしておるかぁ!]
Eclipse「Kai Ort Por」
 まったく話を聞かず、一人でいじけていたと思いきや、物騒な事をつぶやいて、ドコかへ消えてしまいました。

#7、イベントD
●スカラブレイTown Hall
 逃亡中のEclipseは、衛兵の目もあるため満足に行動できません。そこで、知り合いの暗殺者に市長殺しを依頼しようと、リコールで何処かへ飛んで行きました。
 残された冒険者達は、来るべき暗殺者の襲来に備えて市長宅の防御を固めます。その罠に引っかかった男がいました。。。

caesarです。w
caesar「お。おい!」
Sarah.Tovah「来たな曲者!!・・ってアンタか。」
                「いやな。ちと事情があって、暗殺者が来るっぽいので警備を強化していたんだ。」
 一つ間違えれば、一般人をも巻き込みかねない過剰な防衛です。w
 冒険者達は再び出会ったcasarに、これまでのEclipseとの一部始終を話します。一足違いでEclipseを取り逃がした事に舌打ちしたものの、スカラブレイ市長の残した日記の存在を知ると、Eclipseの無罪を証明できると喜んでいました。
 ですが、リルビニアンの迷宮に行ったMarleneの安否も、また復讐心に狩られたEclipseの行動も気になるようです。

Sarah.Tovah「で、どうする?彼女の救出か?市長の防衛か?このまま放置か?」
caesar「そうだな。騎士としては、婦女の危険を見過ごす訳にはいかぬ!」
        「ここは、君達自慢の防御魔法と、この街のガードに話をつければ大丈夫だろう。」


 行方知れずのEclipseを追うのは困難だと思った冒険者たちは、caesarと共にMarleneを救出しにリルビニアンの迷宮に向かいます。

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