(ともしび)
BNNネットワーク ローカルニュース


=第7回レポート=
Search report 7 by 出番間近の学者Olin

 ある事件がきっかけとなり、幾つかの謎が一つの答えとなって浮かび上がってきた。
 これにはまたあのNanが絡んでおるのじゃが、まぁ、詳細はというとこう言う事じゃ。

あまりにも無駄遣いの多いNanには休暇を与えてしばらく探索任務から遠ざけていたのだが休暇先でも無駄遣いは続き、ワシ宛の請求書の山は一行に減る事は無かった。
何処に居ようと無駄遣いをされるのなら任務を与えていた方がいくらかはマシと云う物である。 ワシは急遽Nanを呼び戻し気掛かりだったWindの探索任務を命じる事にした。
これまでの調べによりWindに魔法のトーチの工房があったのはまず間違い無い。
 とは言うもののそれ以上の手掛かりは全く無いのでここはNanの運の良さに全てを賭けてみる事にした。
 たとえ棚ボタでも結果が良ければ全て良し!と言う事なのじゃ…。

 そんな訳でワシの命令を受けたNanは休暇中に愛用していた釣竿を持って冒険者達とWindに向かった。ワシの元に届いた請求書によると、この釣竿は結構高価な代物なのだが何故それを持って探索に向かったのかは全くわからん。
だが結果としてそれが効を奏しNanは吊り上げたクラーケンから大いなる手掛かりを発見してしまったのじゃ。
(これには流石のワシも果たしてこんな安直な展開で良いのかと小一時間程悩んでしまったが出てしまった物は仕方が無い。悩んだ末にワシは素直に受け入れる事にした。)
Windの公園の池で吊り上げられたクラーケンは冒険者達の屍の山を築いたが最後には地に臥した。激しい戦いの末に倒したその怪物の腹から出てきたのは一本の瓶であり、その中に収められていたのは特殊な封印を解除する方法を記した本のページの一部であった。これは掛けた本人以外には解く事が困難な封印術の解除方法を記した物でWindの図書館で厳重に保管されていた本の一部と判明した。
過去の記録によると何者かにより数枚のページが破り取られ、これまで未発見になっていた物だったようだ。

過去に生きた研究者Victorは己の造り出した魔法のトーチに封印を施しWindに隠していた。
恐らくこの封印解除法を隠したのも自分の施した封印を解かれまいとするVictorの仕業ではないだろうか。
 厳重に保管された本から、そのページを盗み出す事に成功したVictorだったが、研究者故に貴重な文献を処分しきれなかったのだろう…
 今となっては事実はわからん。しかし、この破かれたページを調べれば以前のWind探索で発見された魔法のトーチの封印も必ずや解けるであろうとワシは確信している。
 そしてこのトーチの封印が解ければVictorの思惑やある日忽然と姿を消したWinthropとその弟子達の謎に一歩近付けるのではないかと考えている。

全ての鍵である魔法のトーチ(Victor作)は今ワシの手にある。皆の衆よ、ワシの大活躍にこう御期待じゃよ!
(ん?無くした別の魔法のトーチはどうしたって?…いつまでも後ろを振り返っているばかりでは前進は出来んのじゃ!もう忘れなさい。)

・・・・
そう言えば困った事が一つ起こった。
千個もあったワシのおやつのドーナツが何者かによってたいらげられてしまったのじゃ。
あれはワシの血と涙と手垢の染み付いたお手製のドーナツだっただけに精神面でのダメージは計り知れない。犯人は罰としてワシの机におやつを差し入れする事!以上じゃ。
 そうそう、花では腹は膨れんのでそれは駄目じゃぞ。
差し入れはお菓子限定じゃからな。忘れるでないぞい。

11/30
 この日もイベントがあったようです。
 現れたのはGilberto。 暗号解読組が待ち望んでいた人物です!

 しかしGilbertoもまた答えを知る人物では在りません。(と言うか、知っている人物は存在しないのです)

 Gilbertoも真面目な人物ではなかったらしく、紆余曲折の末にまとまったのが、
冒険者達の考えた案をまとめて、幾つかのパターンを作り、手当たり次第に実行する。
 って事になったみたいです。
 パターン作成の提出期限は翌日まで…。
 果たして謎謎は解けるのでしょうか?

12/1
Nanと共に再びWindを訪れる。今回も図書館で調べた末、地底湖へと向かう。
予想通り目的を忘れたNanは釣りを始めるが、GM釣り師の腕前か酸や痺れる触手をもつクラーケンを釣り上げてしまった。
多数の死傷者をだしたがどうにか退治。
死骸を調べるとVictor著のトーチ封印解除のメモを発見。
今回も任務成功に至った。
                                           Calith
 ヒロイン(?)っぽい立場にいるNanがライキュームに現れたようです。(出番薄っ!)
 釣竿を持っていたNanの話によると、Olinに休暇を貰ってずっと釣りをしていたそうです…。(詳しくは上記report参照)

 さてNanと冒険者達が手に入れたメモは、
『封印解除の基礎知識 by victor』
魔法のトーチの製作者Winthropの直弟子であるVictorのメモです!

 ライキュームに持ち帰ると、Olinがメモの検証を引き継ぎました。
 またOlinから、
「トーチの作成の際に、多くの研究者が失踪している」
と言う新情報がもたらされたようです。

12/2
 ついに謎謎が解かれる日がやってきたようです!!
 二日前に現れたGilbertoの要求どおり、冒険者達は自分達の考えた解読方法をまとめ、数パターンを用意して、それを手当たり次第に試したそうです。

 その結果、答えは…

■Yamakoeta Mayuya Nourawo(やま越えた まゆやの裏)
 やま越えた
 ↓
 『まゆや』から「や」と「ま」を抜かす
 ↓
 ゆの裏(=Yewの裏)
 ↓
 Yewが司る徳「正義」の逆「不正」
 ↓
 「不正」を象徴するダンジョン
 ↓
 Wrong

Hitotusagarite(一つ下がりて)
 一階層下りる
 ↓
 Wrong地下二階

Kagewooi(影を追い)
 キャラクターの影の出る方向
 ↓
 北(UOでは右上方向)
 ↓
 北へ向かう

Rikimazu Tonaeyo Kairyouno Jumon(力まず 唱えよ カイリョウの呪文)
 力まず
 ↓
 『カイリョウ』から(カタカナの)「カ」を抜く
 ↓
 いりょうの呪文(=医療の呪文)
 ↓
 Healを唱える

Wrongの地下二階を北に行き、行き止った所で「Heal」の呪文を唱える

これが正解だったそうです。・・・分かるか、こんなもん!!(`Д´)/


 その後、トーチを手に入れたGilbertoと冒険者達がOlinにトーチを届けました。

 しかし!!
 やっっっと手に入れたトーチは精巧に作られた贋物だったそうです!
 しかも、そこにはSophie(Olinの友人の魔法使いLeroyの愛弟子で、トーチ探索中に突然裏切った)と銘打ってあったそうな。
 Olinが言うには、これは我々のトーチ探索を妨害しようとしたSophieの罠だと言う事ですが…。

 しっかり名前を刻むなんて、何て分かり易いのでしょう。w
 Olinなどのネタ系キャラなら分かりますが、Sophieはシリアスな人物です。そのSophieがこんな間抜けな事をするでしょうか?

 トーチ自体の謎も深いですが、Sophie自身も謎多き人物です。 師Leroyを裏切り、我々と同じくトーチを狙うSophie。しかもトーチを邪な目的で使おうとしています。
 果たして、彼女は今どこで何をしているのでしょうか?

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